【ゴーヤの話】
一昔前までは、暑い地域以外ではあまり売られていませんでしたが、沖縄料理の人気とあいまって全国的におなじみの夏野菜になりました。
別名「にがうり」というくらいなので、多少の予想はできますが、始めて食べたときは想定外の苦さに驚きました。
あの苦味が、胃酸その他の消化液の分泌を促し、食欲を増進します。
苦味をやわらげるために、薄くスライスする、塩でもみ水にさらす、下茹でするなどがいわれますが、いじりすぎると苦味がとれるより先に、豊富な栄養素がどんどん失われます。
一番良い方法は、苦味に慣れ、それが心地良く感じられる域に達することのようです。
ゴーヤには、ビタミンCをはじめミネラルが多く含まれています。
特にビタミンCは同じウリ科のキュウリの10倍と豊富で、しかも調理で加熱しても壊れにくいのがうれしいところです。
ゴーヤが夏バテ予防に良いとされるのは、体の余分な熱を取り除く作用があるからです。
これは、夏の暑さばかりにあてはまるわけではありません。
いらいらして怒りっぽい。目が充血しているなどいわゆる頭に血が上った状態にも効果があります。
パソコンのやりすぎなどで目が充血・乾燥しているような人にも効果があります。
ハウス栽培もされているので、一年中手に入りますが、冷え症の人は冬には食べないようにしましょう。
夏でも、冷房による冷えを強く感じる人の多食はお奨めしません。
今回のレシピは毎日少しずつ食べれるように、チップスにしました。
たくさんつくったら缶に乾燥剤を一緒に入れておくと湿気ずに保存できます。
食べたいときにサッと食べられますね。
材料
- ゴーヤ
- 1本
- 塩
- 少々
- 片栗粉
- 適量
作り方
-
ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで白いわたと種を取り除き2ミリ程度の厚さの半月にスライスする。
-
切ったゴーヤをキッチンペーパーの上に広げ、上からもう一枚かぶせ軽く抑えて水を切る。
-
よーく水を切ったら片栗粉をまんべんなくふり、180度の油で20秒ほど揚げる。
- 取り出したらすくに塩をふりかけ余分な油を切って出来上がり!
調理のポイント
-
揚げるときにくっつかないように気をつける。
- 使い切れず残ってしまったものは、わたと種を取り除いて保存しますが、マイぬか床をお持ちの方はぬか漬けもいいですよ。
薬効食材
- ゴーヤ
-
- 食欲増進
- 糖尿病予防
- 高血圧予防
- 高脂血症
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