タイプ診断

気滞タイプ

気滞

気滞タイプの養生
「ストレスに弱いタイプ」

気の流れが悪くなる原因はストレスであることが多いのですが、イライラ、クヨクヨ、緊張などのほかにも、環境の変化、天候の変化、生活が不規則だったり、運動不足も気の流れを悪くします。

気が滞ると呼吸もつまる感じになり、喉になにかつかえているような感じになったり胃やお腹、胸、脇などに空気が溜まり、張って苦しくなることがあります。

ゲップやおならがでると少し楽になります。

「なんだかゲップやおならが良く出るなぁ」という人は気が滞っている可能性があります。

月経前に胸が張る、落ち込む、イライラする、などの症状が現れやすいのがこのタイプです。

気滞タイプの人はストレスに弱いので自分なりのリラックスする時間や方法を意識して持つことが大切です。

仕事などでなかなか時間がとれないという人こそ、自分の緊張を解く時間を必要としています。

ヨガ、アロマ、入浴、ゲーム、運動など手軽なものから試してみてください。

食べ物ではハーブや香草など香りのあるものがストレス解消に役立ちます。

紫蘇、茗荷、クレソン、三つ葉、春菊、シャンツァイ、セロリ、かんきつ類、バジル、ローズマリー、タイム、良い香りのハーブティーなどもおすすめです。

ただし、イライラしやすい人は唐辛子など辛いスパイスは余計イライラ、カッカするので控えましょう。

不妊治療を頑張りすぎると気滞になることがあります。

キャリアウーマンで仕事に熱中しているうちに妊娠が後回しになってしまった女性の中には、仕事と同じように不妊治療においても向上心をもって、高い目標を設定し、あえて自分にストレスをかけて頑張るという姿勢を見受けることがあります。

高度治療の技術や医学的知識に詳しく、基礎体温などのデータも当然毎日つけ、毎月きっちり治療スケジュールを組んでこなしていくといった感じです。

検査の値や卵のランクなど、数値で分かるものに頑張りの結果を求める傾向があるようで、案外自分の身体的な感覚に鈍感だったりします。

月の周期でホルモンバランスや体調が変わる女性の特質を仕事をする上では気にかける余裕もあまりないかもしれませんが、不妊治療をするにあたっては身体的な感覚をこれまで以上に重視して下さい。

例えば生理前のイライラが少しやわらいできたとしたら、良い方向へ改善している証拠です。

もし、病院の治療が少し大変だなあ、苦しいなあと感じているなら数ヶ月休んでみるという手もあります。

あまり時間が残されていない一周期もムダにはできないという思いと、こんなに精神的肉体的に辛い思いをしてかえって妊娠に悪影響なのではないかという二つの思いの中でゆれているかもしれませんが、勇気をもってすこし立ち止まることで、心に余裕が生まれることもあります。

気滞タイプにおすすめのレシピ

大根のゆずドレッシングサラダ

【大根の話】 生でも、煮ても美味しい大根は、常備している人も多いでしょう。食べる以外にも、頭痛、鼻詰り、のどの痛み、口内炎、にきび、胸焼け、二日酔いなどに使います。 今号と次号は、大根を葉の方を上にして3つに切り、上・中...

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玉葱焼チヂミ風

【玉葱の話】 今ではなくてはならない食材ですが、日本での歴史は意外に浅く明治時代以降です。文明開化では肉食が広まったという印象がありますが、玉葱がセットであったことは考えれば当然で、カレーも、牛丼も、肉じゃがも、玉葱なし...

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豚肉のソテー

【豚肉の話】  今回は豚肉のお話です。 日本本土では、弥生時代の遺跡で豚の骨が確認されており、二千年以上前に養豚が行われていたようです。 ところが、奈良時代に仏教が国教化されると、殺生がタブーとされ肉食は禁止。その後千年...

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セロリとささみ・新玉葱の梅しそソース和え

【セロリの話】 セロリは古代ローマ、ギリシャでは整腸剤・強精剤など薬用として使われていました。 その後、明治始め頃日本でも栽培が始められたのですが、独特のにおイカら倦厭され、一般に定着したのは、第二次世界大戦後のこと。 ...

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はっさくのマーマレード

【はっさくの話】 「はっさく」とは八月一日のことで、旧暦のはっさく(現在の九月一日)頃から食べられるというのが名の由来。 昔はいっせいに収穫せず、木にならせたまま、3月頃まで少しずつ食べていたようです。秋口から初夏にかけ...

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