食材の効能

人参

朝鮮人参ではなく、普通の野菜の人参

味甘、性平、肺・脾経

人参は緑黄色野菜の代表選手。栄養たっぷりで、買い置きができ、使いみちが広く、料理に彩りを添えてくれます。
常備しておきたい食材のひとつですね。

薬膳としての人参は胃を健やかにして、消化の働きを良くする働き、目のかすみ・夜盲症・ドライアイ・視力低下など目のトラブルの改善の目的で使われます。

子どもは消化器官が未発達なので、時に消化不良気味の、変な臭いの下痢便をすることがありますが、そんな時に人参を煮たスープに薄く味付けして飲ませます。
具は食べなくてもよいので、人参嫌いのお子さんでも大丈夫。

人参といえば、カロチン。その名は英名・キャロットに由来し、赤い色の元でもあります。体に吸収されたカロチンの一部は体内でビタミンAに変わり、ビタミンAには粘膜を丈夫にする働きがあります。、

ウイルスや細菌の侵入経路である喉や鼻の粘膜を丈夫にすることにより侵入を食い止めることができます。
また胃の粘膜の免疫力を高めることで胃ガン予防にもつながります。
肌の傷・ニキビ跡の回復を早めるので美肌効果も期待できます。

口内炎ができやすい、口紅で唇が荒れる。喉がすぐに痛くなる、鼻血が出やすいなど粘膜に弱点があると思う人はビタミンAを多めにとると良いといわれます。

ビタミンAを多く含む食材には、レバー(鳥、豚、牛)、うなぎなどがあります。
サプリメントでもビタミンAは摂れるでしょう。
ところが、ビタミンAは取りすぎると、吐き気、頭痛、発疹、下痢、疲労感、睡眠障害などの過剰症を起こすことがあるので加減が必要となります。

その点、人参などの緑黄色野菜に含まれているβ-カロチンは、体に必要な量だけビタミンAに変えるという優れものですから、安心してたくさん食べられます。
人参は性も平なので、食べ過ぎて、冷えたり、熱がこもる心配もありません。

食材の効能

  • かすみ
  • 血を補う
  • 視力低下
  • 消化促進
  • 補益
  • 目を養う

食材一覧

ご相談・お問合せ

受付時間 9:30~19:00(日祝定休)

電話でご相談

045-861-6321

スマホ・パソコンでのビデオご相談

パソコンやスマホの通信環境によっては、別途通信料が発生する場合がございますのでご注意下さい。
Wi-Fi環境下でのご利用を推奨します。
まずはお電話 045-861-6321 にてご連絡下さい。

来店してご相談

〒244-0816
神奈川県横浜市戸塚区上倉田町445
※駐車場あり

※受付時間にお電話やご来店が難しい方はお問合せフォーム経由にてご相談ください。 お問合せフォームはこちら

和漢堂ホームページでご紹介している事例はすべて日本で「医薬品」として承認されている漢方薬を利用した事例で健康食品は含んでおりません。
また漢方薬によって病気の全てが改善することを保証するものではありません。