【豆乳の話】
豆乳は、皆さんも知ってると思いますが、豆腐を作る過程でできる大豆の絞り汁。
以前は豆腐屋で一杯ずつ売られていたようですが、近年の豆乳ブームでどこのスーパーでも見るようになってきました。
味もプレーンなものからコーヒーや紅茶、バナナに抹茶など非常に種類が豊富です。
成分は大豆イソフラボン、ビタミンB群、ビタミンE、必須アミノ酸、レシチン、オリゴ糖、サポニン、ペプチドなど。
健康と美容をサポートし、特に女性特有の病気を防ぐとして注目を集めています。
薬膳では、足りないものを補い、体にこもった熱を冷まし、痰を取り除く食材です。
まだ暑いですが、暦の上では暑さがおさまる秋です。
中医学でいうと秋は「燥邪」といい、乾燥して「肺」の機能低下による咳や「津液」(体内の潤い)を失う状態を呼び込みやすい季節でもあります。
今回はこの豆乳に、体や肺に潤いをつける白キクラゲを合わせてデザートを作ってみました。
ここで、しっかりと外からの邪気をシャットアウトするために、体や肺に潤いをつけ、元気に秋をむかえましょう。
材料
- 豆乳(成分無調整)
- 300cc
- 牛乳
- 150cc
- 上白糖
- 40g
- 粉ゼラチン
- 6g
- 水
- 大さじ2
- 白キクラゲ
- 10g
■シロップ
- 上白糖
- 大さじ4
- ハチミツ
- 大さじ6
- 水
- 250 ml
- クコの実
- 8粒
作り方
-
白キクラゲをぬるま湯で戻してから、根っこの硬い部分や黒いところがあれば取り除き、小さくちぎっておく。
(匂いが気になる人は一度茹でこぼしておくと、乾物特有の匂いが消えます)
-
鍋にシロップの材料を入れ火にかけ、沸騰したら①を入れ、3分煮る。
荒熱が取れたら、冷蔵庫で冷やしておく。(できれば半日位)
-
粉ゼラチンを水でふやかし、クコの実はぬるま湯(分量外)でもどしておく。
-
鍋に豆乳・牛乳・砂糖を入れ、沸騰させないよう中火で砂糖を煮溶かし、沸騰手前で火を止め、③のゼラチンを入れて溶かしたら、あらかじめ冷蔵庫で冷や しておいた容器に4等分に注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
- ②のシロップ煮を添え、クコの実を飾れば出来上がり!
- ★プルプルのブランマンジェとプリプリのキクラゲの食感の違いと美味しさ!
薬効食材
- 豆乳
-
- 虚弱を補い
- 潤す
- 肺の熱を鎮め
- 痰をとる
- 白キクラゲ
-
- 身体に潤いを与える
- 肺を潤す
- 咳を鎮める
- 通便
- ハチミツ
-
- 肺や大腸を潤す
- 通便
- 潰瘍にいい
陰虚タイプにおすすめのレシピ type
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